eHealth のレポートで使用される値の計算方法を確認する方法

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文書番号:            JTEC000222

製品名:                CA eHealth

バージョン:          -

OS:                      -

 

概要

eHealth のレポートで使用される値の計算方法を確認する方法について説明します。

 

手順

Network Health の変数計算に関係するファイルは以下のとおりです。

$NH_HOME/db/data : elementType.sys - Network Health のすべての要素タイプ、関連付けられているメディアタイプ、および標準要素タイプのリスト
variable.sys - すべての変数名、および関連付けられている変数 ID のリスト
elementTypeVariable.sys - 各メディアタイプに関連付けられているすべての変数 ID のリスト
columnExpression.sys - すべての計算、および関連付けられているデータベース列番号のリスト

参考マニュアル:「Customizing Variables Guide」

概要説明

  1. elementType.sys ファイルを参照して、要素タイプのメディアタイプを判定します。
  2. variable.sys ファイルには、すべての変数が含まれています。このファイルで、目的の変数と、それに関連付けられている変数 ID を見つけます。
  3. この変数 ID が、elementTypeVariable.sys ファイル内で適切なメディアタイプの隣にあるかどうかを確認します。
  4. 右に移動して最終列を参照し、関連付けられている列式番号を確認します。
  5. 列式番号を確認したら、この番号および関連付けられている計算を columnExpression.sys ファイル内で探します。
  6. 式を構成している変数の番号を確認します (columnExpression.sys ファイル内の変数 1 から変数 30 まで)。
  7. 計算に使用されている OID を .mtf/.pcm ファイルで確認するか、変数名を 「Customizing Variables Guide」 で見つけます。

詳細

  1. まず、elementType.sys ファイル内で対象のテクノロジを探します。以下の抜粋を参照してください。

    mediaTypeCalculations1|Element TypeElement Type (web)
    --------------------------------------------------------
    0|0|1|Ethernet|Ethernet
    1|1|1|Token Ring|Token Ring
    2|100|1|MIB2LAN|MIB2 Lan Port
    3|0|1|Switch Lite Backplane|Switch Lite
    4|100|1|MIB2LAN|MIB2 Lan Full Duplex
    100|100|1|WAN|WAN


    「mediaType」 列 (ELEMENT_TYPE):
    関連する MIB 変換ファイル (.mtf)、または Network Health の 「Customizing Variables Book」 の 2 ~ 6 ページに記載されているものです(これは要素のタイプを指定するためのもので、.mtf ファイルでは「 - 」を付けます)。

    「Calculations」列 (RPT_ALIAS_PITEM_TYPE):
    この列は、各要素タイプに使用される計算のセットを指定します。これにより、要素が Network Health の標準タイプに関連付けられます。たとえば、MIB2LAN に対する計算を実行するときに、MIB2LAN は WAN 要素として取り扱われます。

    「1」列 (ELEMENT_CLASS): 1 (将来使用するため予約されています)。

    「Element Type」列 (LABEL):要素タイプのラベルを表します。

    「Element Type (web)」列 (WEB_LABEL): Web 上で表示される要素タイプのラベルを表します。
  2. メディアタイプがわかったら、変数 ID 番号を特定します。この 2 つの番号は、columnExpression.sys ファイル内の該当する計算がある列にマップされています。これらの「場所」のそれぞれが、データベース内のこれらの変数の値がある各列にマップされています。

    変数 ID は、 variable.sys ファイル内にあります。

    Variable ID Units|Variable Name Variable Name (short) Symbol
    1| 2|Frames |Frames |frames
    2| 1|Bytes |Bytes |bytes
    3| 2|Broadcasts |Broadcasts |broadcasts
    4| 2|Multicasts |Multicasts |multicasts
    5| 2|Alignment Errors |Alignment Error |AlignmentErrors
  3. elementTypeVariable.sys ファイルには、以下の内容が記述されています。

    Media Type Variable ID 1| Column Expression
    0| 1| 1| 1
    0| 2| 1| 2
    0| 3| 1| 4
    0| 4| 1| 3
    0| 5| 1| 11
    0| 6| 1| 9
    0| 7| 1| 10
    0| 18| 1| 23
    0| 20| 1| 265

    「Column Expression」列:個々の変数に対応するデータ値が格納されているデータベース内の場所を表します。 elementTypeVariable.sys ファイル内でメディアタイプと変数 ID の組み合わせを探し、関連付けられている列式を確認します。
  4. columnExpression.sys ファイルには、Network Health のレポートの対象になる変数の値の格納先がすべて記述されています。変数の計算は、上記の手順で確認した列式の右側にあります。

    columnExpression.sys からの抜粋:
    Column Expression | Standard Variable (OR) Variable Calculation
    1|DLL_FRAMES
    2|DLL_BYTES
    3|DLL_MCASTS
    4|DLL_BCASTS
    5|DLL_RCV_OFF_FRAMES
    6|DLL_XMT_OFF_FRAMES
    7|DLL_TRANSITS
    8|DLL_ENET_FRAMES
    9|DLL_COLLISIONS
    10|DLL_ERRORS
    11|DLL_ALGN_ERRORS
    12|TR_SET_RECOVERY_MODE
    13|TR_SIGNAL_LOSS
    14|TR_BIT_STREAMING
    15|TR_CONTENTION_STREAMING
    16|TR_LINE
    17|TR_BURST
    18|TR_INTERNAL
    19|TR_ABORT
    20|TR_ADDRESS_COPIED
    21|TR_CONGESTION
    22|TR_LOST_FRAME
    23|TR_TOKEN
    24|TR_FREQUENCY
    25|TR_FRAME_COPIED
    26|TR_LLC_FRAMES
    27|PACKETS_IN
    28|BYTES_IN
    29|PACKETS_OUT
    30|BYTES_OUT
    31|DLL_TRANSITS+DLL_ENET_FRAMES
    32|DLL_ERRORS-DLL_COLLISIONS
    33|(TR_LOST_FRAME-DLL_FRAMES)-TR_BURST-TR_CONGESTION TR_CONTENTION_STREAMING
    34|(FLOAT4(TR_CONTENTION_STREAMING)/FLOAT4(TR_BIT_STREAMING))*DELTA_TIME*100.0
  5. 計算に使用されている変数は、「標準セット」(columnExpression.sys ファイルの先頭から 30 個目までの変数)内で該当するものを探して「変換」したものです。この 30 個の変数は、「Customizing Variables Guide」、または対象の要素に関連付けられた MIB 変換ファイルに、「標準セット」として記述されています。 columnExpression.sys ファイル内の命名規則は、初期の Network Health で定められたものです。製品が複雑化したことに伴い、この 30 個の変数名は、データベース内の列の場所を表す目的でのみ残されました。 MIB 変換ファイルから、変数を .pcm ファイルにマップし返すことによって、OID を使用して計算を再度書き込むことができます。

    いずれかの MIB 変換ファイルを見てみると(以下の例を参照)、収集される変数のリストに変数が 30 個存在せず、また順番に従って記載されていない場合があります。

    Mib2.mtf:
    mib mib2
    {
    file mib2.mib # default path is $TRAKKER_DIR/poller
    version 2
    agent "MIB2 (wan port)"
    translation
    {
    mediaType = -100
    mediaSpeed = ifSpeed%
    operStatus = ifOperStatus%
    operStatusLastChange = ifLastChange%
    variable1 = ifInUcastPkts + ifInNUcastPkts + ifInErrors +
    ifInDiscards + ifInUnknownProtos
    variable2 = ifInOctets
    variable3 = ifInNUcastPkts
    variable4 = ifInNUcastPkts + ifOutNUcastPkts
    variable10 = ifInErrors
    variable9 = ifInDiscards
    variable16 = ifInUnknownProtos
    #
    # Router variables (using spare token ring columns)
    #
    variable22 = ifInUcastPkts + ifInNUcastPkts +
    ifOutUcastPkts + ifOutNUcastPkts + ifInErrors
    ifInDiscards + ifInUnknownProtos
    variable23 = ifInOctets + ifOutOctets
    variable24 = ifInErrors + ifOutErrors
    variable25 = ifInDiscards + ifOutDiscards
    }
    }

Network Health でどの変数を収集できるか、またそれらの変数(またはそれらの組み合わせ)が「標準セット」に該当するかどうかは、認定チームが認定プロセス中に判定します。「標準セット」に該当すると判定された変数が、レポート対象となる変数の計算に使用されます。

詳細については、variable_calculations.pdf を参照してください。

eHealth でこれらの値の計算に使用されている変数を確認するには、 nhSnmpTool コマンドを使用できます(ただしバージョン 4.8 以降でのみ)。このツールの使用方法の詳細については、「nhSnmpTool コマンドの使用方法」 を参照してください。

Attachments

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