統計エレメントのポーリングにおける大幅増分エラーのトラブルシューティング

Document created by shunsuke_katakura Employee on Mar 17, 2015
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文書番号:            JTEC000223

製品名:                CA eHealth

バージョン:          -

OS:                      -

 

概要

統計エレメントのポーリングにおける大幅増分エラーのトラブルシューティング方法について説明します。

 

手順

この種のエラーメッセージの原因として考えられるものは 4 つあります。最も一般的な原因は、カウンタの破損です。個々のケースに適した解決方法を見いだす手がかりとして、本ナレッジをご利用ください。

考えられる 4 つの原因は以下のとおりです。

  1. インデックスの移動 デバイス上でインデックスの移動が起こった結果、現在ポーリング中のポートが、対象のエレメントタイプにとって適切なポートではなくなっている場合です。デバイスを再度検出し、検出ログを確認して、このエレメントが更新されているかどうかを確認します。このエレメントに変化がなければ、手順 2 に進みます。 
  2. 高速なネットワークリンク デバイスの速度が非常に速い (10MB を超えている)ために、カウンタがポーリングの前のサイクルと次のサイクルの間にラップしている場合です。ポーリングのスピードを [Fast Polling] に切り替えます。デバイス(コアネットワークルータなど)が大量のトラフィックを処理できるために、そのデバイスが問題となっているように見える場合もあります。高速ポーリングに変更することにより、カウンタが変化するまでの時間を短くして、デバイスの速度が原因となる可能性を低減させます。大幅増分のメッセージが解決されない場合は、手順 3 に進みます。 
  3. デバイス自体が認定されていないか、または対象となる統計についての認定を受けていない 弊社の Web サイト (http://support.concord.com) で、デバイスが認定されていることを確認します。デバイスが認定されていない場合は、デバイス認定を依頼することができます。デバイスが認定されている場合は、手順 4 に進みます。 
  4. MIB エージェントの障害 問題のデバイス上の MIB エージェントがカウンタの数値を減少させている場合です。カウンタの数値が減少することはあり得ないため、これはベンダー製ソフトウェアによるソフトウェアのバグと考えられます。カウンタの破損(数値の減少)を確認するには、$NH_HOME から $NH_USER として以下のコマンドを実行し、結果をファイルに出力します。 

    コマンド構文( -s スイッチの数値は秒数)
    nhSnmpTool -n -c < コミュニティ文字列 > -POLLsa -s 60 -o < オブジェクト識別子 > <IP アドレス > > < 出力ファイル名 >

    1 時間ほどコマンドを実行させてから、Ctrl + C キーまたは Ctrl + Z キーでコマンドを終了します。このコマンドは、中断されるまで、指定された OID のデバイスに対して 60 秒ごとにポーリングを実行します。デバイスの MIB エージェントから直接ポーリングされたカウンタ値が出力されるので、カウンタ数値の減少を文書化し、eHealth を変数として除外することができます。デバイスメーカーに問い合わせるときに、この情報を使用できます。この手順について不明な点がある場合は、弊社テクニカルサポートにお問い合わせください。

◆ この問題の原因

大幅増分のエラーは、前回ポーリング時のカウンタ値から今回ポーリング時のカウンタ値までの増分が、最大値の 50% 以上となったときに報告されます。 32 ビットカウンタの場合、この値が 2^31 (2147483648) 以上になるとエラーが表示されます。 64 ビットカウンタの場合、この値が 2^63 (9223372036854775808) 以上になるとエラーが表示されます。

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