CA Endevorライブラリ(ELIB)にはどの様な種類のライブラリがありますか?

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文書番号:JTEC001040

製品名:CA Endevor

バージョン:ALL

OS:z/OS

 

Question

CA Endevorライブラリ(ELIB)にはどの様な種類のライブラリがありますか?

 

Answer

インベントリ構造を実装するには、まず、特定のCA Endevorライブラリ(ELIB)を定義し、割り当てる必要があります。

以下は、各CA Endevorライブラリ(ELIB)に関する説明です。

 

1. マスタ・コントロール・ファイル・ライブラリ

   各ステージに1つのマスタ・コントロール・ファイル(MCF)があります。マスタ・コントロール・ファイルには、システム、サブシステムおよびタイプの定義、現在そのステージにあるエレメントの名前、その他の情報が格納されます。

 

   マスタ・コントロール・ファイル・ライブラリは、C1DEFLTSテーブルのSTGnVSM=で定義します。

 

2. エレメント・カタログ

   エレメント・カタログは、マスタ・コントロール・ファイルやパッケージ・コントロール・ファイルに似たVSAM KSDSファイルです。エレメント・カタログでは、長いエレメント名や大文字と小文字が混ざったエレメント名がサポートされています。

   長い名前や大文字と小文字が混じった名前を持つエレメントがCA Endevorに追加されると、元の名前はエレメント・カタログで維持され、関連するマスタ・コントロール・ファイル・エントリには、CA Endevorによって生成された短い名前(8文字)が格納されます。

   カタログのクロス・リファレンス・ファイルのVSAM KSDSファイルも追加で維持され、MCFに格納されている短いエレメント名を使用して、実際のエレメント名を取得できるようにします。

   エレメント・カタログには、エレメント・タイプの出現ごとに1つのエレメント・カタログ・レコードが含まれ、各エレメント・カタログ・レコードには、エレメントが置かれている各ロケーション(MCF)のデータ・セグメントが含まれます。

   エレメント・カタログには制約があります。

 

   ・1つのMCFは、1つのカタログとのみ関連付けることができます。

   ・1つのカタログは、多くのMCFと関連付けることができます。

   ・1つのカタログは、多くのC1DEFLTSと関連付けることができます。

    エレメント・カタログ・ファイルのキーの長さは255文字です。このカタログは、以下のように構成されています。

 

      a. エレメント名の最初の240文字。残りの15文字は、実際にはレコードの基底部分に格納されます。

      b. エレメント・タイプ名

         CA Endevorに提供される情報によって、エレメントの検索中にエレメント・カタログまたはMCFファイルのどちらを使用するかが決まります。以下に例を示します。

 

           システムまたはサブシステム名が提供されていて、エレメント名が指定されていない場合は、MCFが検索されます。

           エレメント名が指定されている場合は、システムおよびサブシステムの指定に関係なく、エレメント・カタログが検索されます。

 

   エレメント・カタログは、C1DEFLTSテーブルのELMCATL=、ELMCATE=で定義します。

 

3. パッケージ・データセット

   パッケージ・データセットは、サイトごとに1つ存在します。CA Endevorでは、サイトで作成されたすべてのパッケージと関連情報は、このデータセットに格納されます。

 

   パッケージ・データセットは、C1DEFLTSテーブルのPKGDSN=で定義します。

 

4. ベース・ライブラリとデルタ・ライブラリ

   CA Endevorは、ソースコードを格納するためにベース・ライブラリとデルタ・ライブラリを使用します。

   ベース・ライブラリには、ソースが初めてCA Endevorに追加されたときに、そのソースが格納されます。

   デルタ・ライブラリには、ソースに加えられた変更が格納されます。

   一般に、各タイプ定義に1つのベース・ライブラリとデルタ・ライブラリのセットが関連付けられます。

 

   ベースおよびデルタ・ライブラリは、タイプ定義パネルでライブラリに定義します。

 

5. ACMルート・ライブラリとXREFライブラリ

   Endevorでは、これらのライブラリを使用して、各エレメント名と関連コンポーネントを格納します。このデータセットは、サイトでACM照会機能を使用する場合に必要です。

 

   注:詳細については、『Automated Configuration Option Guide』を参照してください。

 

   ACMライブラリは、C1DEFLTSテーブルのACMROOT=、ACMXREF=で定義します。

 

6. 出力ライブラリ(プロセッサのみ)

   CA Endevorでは、出力ライブラリを使用して、プロセッサによって生成されたプログラムの実行可能ファイル形式を格納します。

 

   出力ライブラリは、ステージ別にプロセッサ内で定義します。

 

7. ソース・アウトプット・ライブラリ

   CA Endevorでは、別の場所でコピーされ完全なソース形式で使用する必要のあるコピーブック、アセンブラ・マクロ、JCLプロシージャを格納するためにソース・アウトプット・ライブラリを使用します。

 

   注:ソース・アウトプット・ライブラリはタイプ固有です。ソース・アウトプット・ライブラリは、ステージのタイプごとに定義することも、複数のタイプで1つのライブラリを共有することもできます。

     一般に、エレメントをリバース・デルタ形式で格納する場合、ソース・アウトプット・ライブラリは必要ありません。

 

   ソース・アウトプット・ライブラリは、タイプ定義パネルでライブラリに定義します。

 

8. プロセッサ・ロード・ライブラリとリスト・ライブラリ(プロセッサのみ)

   CA Endevorは、CA Endevorプロセッサの実行可能な形式を格納するためにプロセッサ・ロード・ライブラリを使用します。本番稼働環境の両方のステージに1つのプロセッサ・ロード・ライブラリを割り当て、他のすべてのステージからこれらのライブラリを指します。

   プロセッサ・リスト・ライブラリはオプションです。CA Endevorでは、このライブラリを使用し、プロセッサのコンパイル時にリストを格納します。

 

   プロセッサ・ロード・ライブラリとリスト・ライブラリは、システムの定義パネルでプロセッサ・ライブラリに定義します。

 

9. CA Endevorリスト・ライブラリ(プロセッサのみ)

   CONLISTユーティリティによって生成されるコンパイラ・リストの格納に使用されます。1つのライブラリを複数のシステムで共有できます。プロセッサでCONLISTを使用しない場合、リスト・ライブラリは『オプション』です。

 

   リスト・ライブラリは、ステージ別にプロセッサ内で定義します。

 

10.INCLUDEライブラリ

   CA Endevorでは、INCLUDEライブラリを使用して、CA Panvalet(++INCLUDE)および CA Librarian(-INC)のINCLUDEステートメントを完全な形式で格納します。

 

   INCLUDEライブラリは、タイプ定義パネルでライブラリに定義します。

 

11.プロセッサ出力ライブラリ(プロセッサのみ)

   プロセッサ出力ライブラリは、プロセッサでの参照先となるライブラリで、このライブラリに出力が書き込まれるソース・ライブラリ、実行可能ライブラリ、またはリスト・ライブラリです。

 

   プロセッサ出力ライブラリは、ステージ別にプロセッサ内で定義します。

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