DB2のDSNUTILBを利用し、DISP=OLDを指定してテープ再作成処理を行っていたところ、IECTMS3 xxxx,VVVVVV,IS NOT SCRTCH (64)メッセージが出力されて異常終了しました。 なぜこのような事象が発生するのでしょうか。

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文書番号: JTEC000670


 

製品名:CA 1 Tape Management

バージョン:All

OS: z/OS

 

Question


DB2のDSNUTILBを利用し、DISP=OLDを指定してテープ再作成処理を行っていたところ、IECTMS3 xxxx,VVVVVV,IS NOT SCRTCH (64)メッセージが出力されて異常終了しました。なぜこのような事象が発生するのでしょうか。


<JOBLOG>

*IEC501A M unnn,VVVVVV,SL,COMP,JOBNAME,DATASET NAME

*TMS009 IEC501A M unnn,VVVVVV,SL,COMP,JOBNAME,DATASET NAME

 IECTMS3 unnn,VVVVVV,IS NOT SCRTCH (64)

 IEFTMS50 7XX- 04 JOBNAME,STEP ,SYSREC ,uuuu,VVVVVV,00001,DATASET NAME

 IEFTMS50 ***** CA 1 ABEND,EX,04 ***** **


Answer


IECTMS3のNOT SCRTCH (64)と言うメッセージコードは、対象ファイルが2重にOPENされたことを表しています。

CA 1は通常ファイルの2重OPENを許可しておりませんので、このようなCA 1 ABENDが発生します。


今回のDB2のDSNUTILBの場合、JCL上にDISP=OLDやMODを指定した場合でも、内部的にDISP=NEWと同等に取り扱われているために、CA 1はファイルが2重にOPENされたと認識してNOT SCRTCH(64)を発行して異常終了させています。


対応方法:

DB2のDSNBUTILBの2重OPENや再作成を許容したい場合には、CA 1のUSER-EXITでTMSXITFをコードする事で対応可能です。サンプルコードは、prefix. CTAPSAMP(TMSXITF)に格納されています。


通常のテープジョブではメッセージガイドのIECTM3のNOT SCRTCH (64)のアクションに従って対応してください。

DISP=NEWを指定してテープデータセットの再作成は行えません。

DISP=OLDかDISP=SHRを指定することで、テープデータセットの再作成が可能です。


メッセージガイド抜粋:

IECTMS3

REASON:64 An attempt has been made to recreate a data set with DISP=NEW.

ACTION:A data set can be recreated only if the JCL specifies DISP=OLD or DISP=SHR.


参考文献;

『CA 1 Tape Management Message Reference Guide Release 12.6 Chapter 1: Console Messages and Replies』


 


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