YCLRMDL(消去:モデル)の振舞について

Document created by Toshikazu_Toyama Employee on Jun 29, 2015
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文書番号:JTEC001439

対象製品 CA 2E

バージョン V8.6

プラットフォーム i5/OS

 

◆ 詳細内容

[質問]
2E設計モデルと生成ライブラリーを再度作り直したいのですが、ライブラリーを削除して再度作り直した方が良いのでしょうか。
それともYCLRMDLコマンドを実行する方が良いのでしょうか?

◆ 回避方法/設定方法

[回答]
開発が初期の段階であれば、YCLRMDLコマンドも有効です。
もし、モデルをかなり作り込んでしまった場合は、削除やクリアせずに、新たにモデルを作成(YCRTMDLLIB)することにより、旧モデルを参考に再構築が出来るという利点があります。

YCLRMDLコマンドについて説明します。
YCLRMDLコマンドはモデルライブラリー・生成ライブラリーを削除せず、クリアだけしたい場合に使用します。
マニュアルやヘルプ画面にはこの「ユーザー定義のデータが除去されます」とありますが、具体的には空のモデルライブラリー「Y2SYMDL」の内容に置き換えます。

具体的にモデルライブラリーは以下の1)~7)のような結果となります。

  1. モデルのユーザー定義のオブジェクト群(フィールド、ファイル、ファンクション等)が消去されます。
  2. ユーザー定義以外のオブジェクト(フィールドなど)のカスタマイズがリセットされます。
    例:*コマンドキーのコンディションの変更
  3. ソース名のプリフィックス(モデル値等)がリセットされます。
  4. サロゲート番号(2Eのオブジェクトを管理する内部値)がリセットされます。
  5. モデル値は影響されません(3.に関係するもの以外)。
  6. モデルリスト、ジョブリストが消去されます。
  7. データオブジェクトライブラリーのライブラリーリストは影響を受けません。

生成ライブラリーは以下の1)~3)のような結ハとなりワす。

  1. QRPGSRC等のソースファイルがクリアされます。
    注:2Eによって管理されている・いないに関らずすべて消去されます。
  2. コンパイルされたオブジェクトが削除されます。
  3. メッセージもクリアされますので、モデルライブラリーのメッセージの採番もリセットされます。

YCLRMDLの具体的な活用例としては、下記のような状況が考えられます。

  • システム開発の比較的初期の段階で大幅な仕様変更が発生し、モデルをリセットしたい
  • 教育やテスト用に使用したモデルを再活用したい

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    Outcomes