CA Wily テクニカル アドバイザリ: FullTTDetailsTracer が原因でアプリケーション サーバ環境でデッドロックが発生する

Document created by Takeshi_Matsushima Employee on Jun 30, 2015Last modified by Takeshi_Matsushima Employee on Jun 30, 2015
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文書番号JTEC001341
製品名Introscope
バージョン8.0.x, 8.1.x, 8.2.x, 9.0
OSALL

 


 

◆ 概要

Introscope 8.x や 9.0 エージェントを実装しているアプリケーション サーバでデッドロックが発生し、アプリケーション サーバの再起動が必要となる障害が見つかっています。このテクニカル アドバイザリでは、障害の詳細情報や回避策について説明します。


◆ 障害概要

実際にこの問題を引き起こす状況は、Stall detection、Stall、FullTTDetailsTracer、BlameStack などによって生成されるイベントのタイミングに依存します。エージェントでデッドロックが発生すると、管理アプリケーション内のコードにおいてもスローダウンやデッドロックが発生するなど、アプリケーション サーバの再起動が必要になります。


◆ 影響範囲

FullTTDetailsTracer を使用するようにカスタマイズされているエージェントが配信されているアプリケーション サーバ。以下のバージョンの Introscope エージェントが影響を受けます。

  • 8.0.x
  • 8.1.x
  • 8.2.x
  • 9.0

Enterprise Manager の実装形態(スタンドアロンまたはクラスタ”MOM”)に関わらず、Introscope Enterprise Manager ではこの問題は発生しません。

以下の場合は、障害は発生しません。

  • CEM のみをご利用の場合
  • IntroscopeAgent.profile でストールを無効化している場合 (introscope.agent.stalls.enable=false)
  • FullTTDetailsTracer を実装していない場合

 

◆ 回避策

本問題は、Introscope の以下のバージョンで修正をしております。

  • Introscope 8.0: サービスパック 8.0.6
  • Introscope 8.1: サービスパック 8.1.3
  • Introscope 8.2: サービスパック 8.2.4
  • Introscope 9.0: サービスパック 9.0.1

サービスパックが提供されるまでの回避策として、以下の2つの方法があります。

  • FullTTDetailsTracer トレーサを実装するカスタム .pbd を削除する
  • IntroscopeAgent.profile でストールを無効化する
    • introscope.agent.stalls.enable=false

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