CCI設定について

Document created by Naruhiro_Yoneshige Employee on Jul 30, 2015Last modified by shunsuke_katakura on Mar 11, 2016
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文書番号:            JTEC002280

製品名:                NSM

バージョン:           -

OS:                     -

 

Question

CCIの動作および設定について教えて下さい。

 

Answer

この文書では、CCIの概要、および特にCCIリモートサービスに対する調査時のポイントについて説明します。

CCIとは?
CCI(Common Communication Interface)は、NSMエンタープライズ管理が使用する内部通信サービスです。NSM エージェントテクノロジでは使用しておりません。

プラットフォーム毎に異なるサービス
Windowsには、以下のサービスが用意されます。

CA-Unicenter (NR-Server)
CA-Unicenterサービスとの依存関係があります。
CA-Unicenter (Remote)
Unix/LinuxホストのCCIリモートサービスと通信を行います。
CA-Unicenter (Transport)
CA-Unicenterサービスとの依存関係があります。
CA-Unicenter (NR-Client)
NR-Clientは、ジョブ管理オプションエージェント、イベント管理エージェントを導入した場合のみ起動します。

Unix/Linuxには、以下のサービスが用意されます。

CCIサービス(caiccid)
CCIクリーンアップサービス(cciclnd)
CCIリモートサービス(ccirmtd)

Windows 同士のCCI通信では、CA-Unicenter(Transport) が主に使用され、構成に応じて CA-Unicenter(NR-Server) / CA-Unicenter (NR-Client) が使用されます。
これらのサービスは、設定ファイルは存在しません。従いまして、ファイヤウォールなどの特殊な環境を除き、Windows 同士のCCI通信では、事前に必要な追加設定はありません。
Windows同士のCCI通信を診断するには、以下のコマンドを使用します。

[マシン1]
\>ccir (プロンプトは返りません。)
[マシン2]
\>ccis  マシン1  3  "Test"

正常な場合、ccirコマンドに対して ”Test” メッセージが3回表示されます。

Windows ←→Unix/Linux あるいは、Unix/Linux 同士のCCI通信は、CCIリモートサービスを使用します。CCIリモートサービスは、設定ファイルが存在します。この設定ファイルは、お客様側で設定が必要です。プラットフォーム毎に、CCIリモートサービスに関する確認ポイントを下記に説明します。

Windows プラットフォームにおけるCCIリモートサービスの通信状況確認コマンド
リモートノードとの通信状態を出力するコマンドです。
Windows 同士のCCI通信は、CCIリモートサービスを使用しませんので、この出力には、リモートのWindowsマシンは表示されません。

\> rmtcntrl status

例)

SysidState
Last Send Time

 

Last Receive Time
---------------|---------------------|--------------------|--------------------
TNG0001ACTIVE
tngux01INACT NORETRY

Jul-06-2005 11:28:48 Jul-06-2005 11:28:48

tngux02ACTIVE

Jul-06-2005 15:56:15 Jul-03-2005 06:45:03

出力結果の見方

Sysid
CCIアプリケーション上のコンピュータ識別IDです。
State
ACTIVE接続が確立しています。
INACT RETRY接続は確立していませんが、接続リトライ中です。
INACT NORETRY接続は確立しておらず、接続リトライも行いません。

この例では、TNG0001→tngux01間のCCIリモート通信は、切断(リトライなし)状態であり、TNG0001→tngux02間のCCIリモート通信が確立状態にあります。

Windows プラットフォームにおけるCCIリモートサービスの設定ファイル
<NSM>\Caiuser\ccirmtd.rc

CCIリモートサービスが初期化される際に読み込まれます。REMOTE 行に記載のあるノードに対してCCIリモートサービスによる接続を試みます。接続するノードは、TCP/IP上名前解決可能であることが前提です。CCIリモート接続が必要なノードは、このファイルに REMOTE = として記載しておく必要があります。
(注意1) Windows 間では、CCIリモート通信を使用しませんので、ccirmtd.rcファイルにはリモートのWindowsマシンは通常は記述しないで下さい。但し、ファイアウォール環境において、発信ポート及び着信ポートの両方の制御が必要な場合、CCIリモートが適しています。その場合に限り、 Windows 間で、CCIリモートを使用するよう設定できます。これは、Transportサービスが、発信ポートを特定できないためです。
関連FAQ

CCI通信の使用ポートについて

例)
LOCAL = TNG0001 TNG0001 32768 startup
REMOTE = tngux03 tngux03 32768 startup

この例では、TNG0001上のCCIリモートサービスは、起動時にtngux03とのCCIリモート接続の確立を試みます。

(注意2) ホスト名が8文字を超える場合エイリアスオプションを使用します。
ALIAS=<マシン名の最初の8文字>

REMOTE = tngux0003 tngux0003 32768 startup ALIAS=tngux000

Ccirmtd.rcファイル変更後の反映方法
Ccirmtd.rcファイルを変更した場合、CCIリモートサービスを再起動するまでは変更は反映されません。Windowsでは、CCIリモートサービス単体で再起動ができます。WindowsサービスコントロールマネージャからCA-Unicenter (Remote) を再起動するか、コマンドプロンプトより以下のコマンドを実行してください。

\>ccicntrl stop rmt
\>ccicntrl start rmt

Unix/Linux プラットフォームにおけるCCIリモートサービスの通信状況確認コマンド
Unix/Linuxも、Windowsと同様に、rmtcntrlコマンドを使用します。使用方法及び、出力結果は、Windowsと同じです。なお、Unix/Linuxプラットフォームのみに存在するccinetコマンドの動作は、rmtcntrlコマンドと同等です。

# rmtcntrl status

Unix/LinuxプラットフォームにおけるCCIリモートサービスの設定ファイル
$CAIGLBL0000/cci/config/<HOSTNAME>/ccirmtd.prf

記載フォーマット及び動作はWindowsと同様です。

ccirmtd.prfファイル変更後の反映方法
ccirmtd.prfファイルを変更した場合、CCIリモートサービスを再起動するまでは変更は反映されません。Unix/Linuxでは、CCIリモートサービスを単体で再起動するコマンドが存在しないため、原則、NSMエンタープライズ管理全体の再起動が必要となります。

# unicntrl stop all
# unicntrl start all

オンラインシステムでNSMサービスを停止できない等やむを得ない理由がある場合、OSのkillコマンドの特性を利用した以下の方法をお試し下さい。-3(SIGHUPシグナル)によりしばらくするとデーモンが再起動されます。

# kill -3 <ccirmtdのPID>

(補足)IPアドレス変更後の作業
CCIは、内部バッファに通信相手側のホスト名情報を保管いたしますが、ホスト名情報からIPアドレスを解決する際にOSの名前解決を使用致します。このため、IPアドレスを変更した場合、OSから返される新しいIPアドレスとのCCI内部バッファのホスト名との間に不整合が生じます。この不整合は、CCIサービスを再起動することにより解消されます。

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