eHealth 6.1のバックアップサイズについて(RecycleBin)

Document created by shunsuke_katakura Employee on Mar 23, 2015
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文書番号:            JTEC000295

製品名:                CA eHealth

バージョン:           6.1

OS:                      Windows/Unix

 

説明

eHealth 6.0 から eHealth 6.1.1 にアップグレードすると、Oracle のバージョンも 9i から 10g にアップグレードされます。Oracle 10g には、Recycle Bin という新機能が実装されており、テーブルを削除(drop table)した場合においても、データベース内にデータ復元用の内部データが残存します。 eHealth の バックアップジョブを実行すると、それらの復元用内部データもバックアップ対象となることにより、バックアップファイルのサイズが増加します。

[参考] Recycle Bin について
Oracle 10g では、フラッシュバック機能が拡張されています。Oracle 10g 以前のリリースでは、drop table コマンドによりテーブルが即削除されていましたが、Oracle 10g 以降では、テーブルおよびそれに依存するオブジェクトを削除すると、復元用のデータとして接頭辞BIN$が付いた名前に変更され、Recycle Bin に蓄えられるようになりました。これは、Windows のゴミ箱に類似した機能で、drop table コマンドにてテーブルを削除しても物理的には削除されず、オブジェクトは作成されたときと同じ領域を占有しています。purge recyclebin コマンドにて、削除することが可能です。

フラッシュバック機能、リサイクルビンは、以下の手順にて無効化することが可能です。

  1. eHealthサービスを停止します。
    nhServer stop
  2. sqlplusにて、eHealthDB にログイン、以下のSQLコマンドを実行してください。
    sqlplus ehealth/ehealth
    sql> purge recyclebin;
    sql> alter system set recyclebin = off;
    sql> alter database flashback off;
    sql> exit;
  3. initEHEALTH.ora.usr の修正
    <Drive Letter>:¥oracle¥Oracle.10.2¥database¥initEHEALTH.ora.usrファイルをメモ帳などで開き、以下を追記します。
    recyclebin=off
  4. 手順2、3の設定を有効にするためにeHealthサービス、データベースのそれぞれを停止、起動し直します。
    nhServer stop
    nhStopDb immediate
    nhStartDb
    nhServer start
  5. sqlplus にて、設定内容が反映されていることを確認します。
    SQL> show parameter recyclebin;                                                                                                                 NAME TYPE ------------------------------------ ---------------------- VALUE ------------------------------                                                                         recyclebin string off
    SQL> select flashback_on from v$database;                                                                                                     FLASHBACK_ON ------------------------------------                                                                                                           NO

上記処理にて、オラクルのフラッシュバック機能、リサイクルビン機能が無効になりますので、バックアップサイズの増加は抑止することが可能です。

 

補足) TEC535005について

CA技術文書TEC535005では、いくつかのOracle設定変更作業を一括したスクリプトとして提供しております。スクリプトの変更内容に は、本技術文書でご説明している変更も含まれております。有効な保守契約をお持ちのお客様は、弊社サポートオンラインにて技術文書TEC535005 として公開されている設定変更用のスクリプトをダウンロードいただくことが可能です。

Document ID: 535005
TITLE: Oracle Parallel Parameter changes
URL: https://support.ca.com/irj/portal/kbtech?docid=535005&searchID=TEC535005&fromKBResultsScreen=T

 

注意点)TEC535005提供のスクリプト ( setParams.sh ) 実行時の注意点

eHealth 6.1 日本語版 for Windows 環境をお使いのお客様は、以下の手順に従ってスクリプトを実行してください。

  1. setParams.sh を編集してください。 systeminfo コマンドにおいて、プロセッサ情報の出力が日本語で表示されますので、以下の行を変更してください。

     

    13行目
    変更前)

    NUMBER_PROCESSORS=`systeminfo | grep Processor | awk '{print $2}'`
    変更後)
    NUMBER_PROCESSORS=`systeminfo | grep プロセッサ | awk '{print $2}'`
  2. <Drive Letter>:¥oracle¥Oracle.10.2¥NETWORK¥ADMIN¥sqlnet.ora を編集してください。 変更前)
    SQLNET.AUTHENTICATION_SERVICES = (NONE)
    変更後)
    SQLNET.AUTHENTICATION_SERVICES = (NTS)
  3. SPファイルを作成してください。
    ¥> sqlplus “system/ehealth as sysdba” sql> create spfile from pfile; sql> exit
  4. initEHEALTH.ora を編集してください。 <Drive Letter>:¥oracle¥Oracle.10.2¥database¥initEHEALTH.ora に以下の行を追加してください。
    SPFILE= <Drive Letter>:¥oracle¥Oracle.10.2¥database¥SPFILEEHEALTH.ora
  5. DBを再起動してください。
    ¥> nhStopDb immediate ¥> nhStartDb
  6. DOSプロンプトから sh プロンプトに入って、setParams.sh を実行してください。
    ¥> sh $ ./setParams.sh

Attachments

    Outcomes