拡張形式TMCへのコンバート方法を教えてください

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文書番号: JTEC000656

 

製品名:CA 1 Tape Management

バージョン:All

OS: z/OS

 

Question


拡張形式TMCへのコンバート方法を教えてください。


Answer


オリジナル形式から、拡張形式TMCへコンバートするには、以下の手順になります。


事前準備:(1)~(7)


(1)TMSPTRSの実行

  TMC のチェーンエラーの検査/訂正を実施します。

  JCLサンプルは、prefix.CTAPJCL(TMSPTRS)をご利用いただけます。

(2)TMSAUDEXの実行

  TMCを共有するホスト名(SMFID)がレポートに表示されることを確認します。

  現在利用していないホスト名が表示された場合やTMCを拡張する際に稼働(停止)していないホストがある場合には、後続処理のTMSXTENDにてEXCLUDEを指定する必要があります。

  JCLサンプルは、prefix.CTAPJCL(TMSAUDEX)をご利用いただけます。

(3)TMSCOPYの実行

  TMCを切り替え前のバックアップ処理です。(TMSXTEND実行前の3時間以内に実施が必要です)

  JCLサンプルは、prefix.CTAPJCL(TMSCOPY)をご利用いただけます。

(4)TMSBLDVRをTESTモードで実行

  このTMSBLDVRをTESTモードで実行することによって既存のTMC容量を元にして、拡張形式TMCの容量を計算してレポートに出力します。

  JCLサンプルは、prefix.CTAPJCL(TMSBLDVR)をご利用いただけます。

(5)新TMCの割り当て

  データセット名はTMSXTENDの命名規約に従って、prefix.TMC.Nで作成します)


            例)  旧 CA1.TMC(既存のTMC名)

               新 CA1.TMC.N(新TMC名)


  ※割り当てサイズ、ブロックサイズは(4)で実行したTMSBLDVRのレポートを元にして指定します。

         JCLサンプルは、prefix.CTAPJCL(TMSALLOC)をご利用いただけます。

(6)TMSXTENDをTESTモードで実行


   @TMSXT50I CPU(nnnn) HAS NOT ACCESSED NEW TMC. RUN TMSRINIT ON THAT CPU. 


  上記のメッセージはTMSXTENDが実行中にテープのアクティビティが無い時に、nnnnのホスト上でTMSRINITを実行することを要求しています。

  この処理が実行される時に、TMCを共有するホストが稼働(停止)していない場合にはEXCLUDEを指定する必要があります。

     指定JCLサンプルは、添付ファイル(JOBEXTEND_JOB_ACCOUNT.pdf)をご覧ください。

     JCLサンプルは、prefix.CTAPJCL(TMSXTEND)をご利用いただけます。


(7)TMSRINITを実行(※1)

  (6)にてメッセージが発行されたら、当ジョブを実行してください。

  TMCを共有している場合には、各ホストで実行する必要があります。

  JCLサンプルは、prefix.CTAPJCL(TMSRINIT)をご利用いただけます。


  上記の(7)までのジョブが全て完了すれば、CA1.TMC.Nと言う拡張形式のTMCに既存のTMCの内容がコピーされます。

  このTMCを利用して、新TMCの検証を行うことができます。


  ※1:

  TMSXTENDは、複数ホストより共有されたTMC上でテープ処理を継続させながら新しいTMCを動的に作成するユーティリティで各ホストのCA1のテープ処理が稼働中の有無確認しています。

  しかしながら、TMSXTENDが実行している間に、テープ処理が発生しない場合もあります。

  このような場合に、TMSXTENDは、TMSRINITを該当するシステム上で実行を促すメッセージを発行します。


本番実行:(8)~(12)


(8)TMSXTENDを(本番モード)実行


   @TMSXT50I CPU(nnnn) HAS NOT ACCESSED NEW TMC. RUN TMSRINIT ON THAT CPU. 


  本番モードでは、既存のTMCから新TMCへの切り替えを自動的に実施します。

            例)  CA1.TMC  ==> CA1.TMC.O

               CA1.TMC.N  ==> CA1.TMC

  JCLサンプルは、prefix.CTAPJCL(TMSPTRS)をご利用いただけます。


(9)TMSRINITを実行

  (8)にてメッセージが発行されたら、当ジョブを実行してください。

(10)TMSCOPYの実行

  拡張形式TMCのバックアップの採取を実施します。(この処理必須です)

  上記の(9)までのジョブが終了しましたら、TMCのコンバージョンは終了しています。

(11)確認作業

  TMCを共有されている場合には、個々のホストから新しいTMC ェCA 1のISPF画面より参照できることをご確認ください。

(12)ユーザーEXITの削除

  拡張形式TMCでは、CA1の英数字変換EXITであるTMSXU2E,TMSXU2Uは不要となります。

  次回IPLまでに、TMSUX2E、TMSUX2UをCA1のロードモジュールライブラリーから削除してください。


なお、各ユーティリティの詳細に関してましては、『CA 1 Utilities and Reports Reference Guide 』のTMSXTENDの章をご覧ください。

ご不明な点ございましたら、CAカスタマサポートへご相談ください。

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