Clarity の実績値、見積り、または配置におけるデータ不一致を確認する方法

Document created by Hatori_Tomomichi Employee on Jun 30, 2015Last modified by Hatori_Tomomichi Employee on Jul 2, 2015
Version 2Show Document
  • View in full screen mode

文書番号: JTEC001650

対象製品: CA Clarity 8.x

プラットフォーム: Windows

 

◆ 概要説明

レポートやポートレットのデータに関する問題が発生することはよくあります。このデータは、さまざまなソースから取得されている可能性があります。そのため、カスタムポートレットのソースデータを把握する必要があります。以下に示す方法を使用すれば、実績値、見積り、または配置におけるデータ不一致を容易に確認することができます。

 

◆ 解決策

データ不一致の問題を調査するには、その問題のいくつかの実例をその全体にわたって把握する必要があります。問題の性質を理解するように努めます。いくつかの実例をその全体にわたって把握することで、問題を総合的に判断しやすくなります。タイムスライス内やデータマートテーブル内にあるはずのデータが見あたらない場合は、レコードに関連するすべての情報が必要です。

この分析では、リソース、プロジェクト、および時間の組み合わせに焦点を当てる必要があります。たとえば、「プロジェクト X」 の「リソース A」 が 2005 年 1 月第 1 週のレポートに正しく表示されない理由を特定しようとしているとします。不一致が見られるレコードが複数存在しても、その不一致の原因になっている問題は共通しており、同じです。このため、いくつかの具体的な例に注目することで、問題を解決できます。この分析を行うには、システム内でデータが流れたと考えられるパスをたどる必要があります。たとえば、タイムシート上の時間は Workbench または MSP のポストされた実績値になり、その後、タイムスライスによってスライスされて、タイムスライスの時間としてデータマートに格納されます。
疑わしいレコードがある場合は、そのリソースのタイムシートのスクリーンショットが必要です。このスクリーンショットから、本来の実績値を把握できます。時間が伝票入力トランザクションから入力されている場合や、Workbench や Microsoft Project 内で直接入力されている場合は、対応するタイムシートが存在しないので注意してください。

次に、Workbench または MSP で、リソースの実績値のスクリーンショットを取ります。問題が ETC (残存作業時間)に関係している場合は、見積りのスクリーンショットを取ります。このスクリーンショットを使用して、Workbench 内の実績時間と、タイムシート上の実績時間を比較します。 Workbench や MSP では、疑わしいリソースのみに絞り込んで実績値を表示する日次のタイムスケールビューを作成する必要があります。タイムスケールビューの作成についてサポートが必要な場合は、製品のマニュアルを参照するか、経験のあるプロジェクトマネージャに問い合わせてください。タイムシート上の[実績時間]と、Workbench に表示された[実績値]を、手動で比較してください。タイムシートの実績値と Workbench または MSP の実績値の間に不一致が見られる場合は、サポートに問い合わせて、 具体的な例を報告してください。

タイムシートと Workbench で実績値データが一致している場合は、以下に示すスライスレコードクエリおよび割り当てレコードクエリを実行する必要があります。クエリ結果は、後で Niku サポートに送信しなければならない場合があるため、xls スプレッドシート形式で保存しておいてください。タイムスライスのデータソースは、 Workbench や MSP で使用されているバイナリカーブデータです。スライスクエリを実行すると、Workbench の内容がタイムスライスデータと一致しているかどうかがわかります。割り当てクエリを実行すると、割り当てレコードに関してサポートされている詳細情報が表示されます。これには、ステータスフラグ、開始日と終了日、最終更新日時などがあります。以下の 3 つのクエリは、いずれも、「Resource Unique Name」 および 「Project Unique Name」 と記載されている部分にリソースの一意名とプロジェクトの一意名をそれぞれ指定する必要があります。スライスクエリは、製品と共にインストールされている日次実績値や見積りに対する期間依頼 ID によって異なるので、注意してください。
スライスデータクエリの出力を Workbench の表示内容と比較して、手作業でこの出力を確認してください。一致していれば、タイムスライスには問題はありません。一致しない場合は、タイムスライスの管理ページで最終実行日を調べて、タイムスライスが正しく実行されていることを確認してください。この日付が正しくない場合、反復タイムスライスジョブを再スケジュールする必要があります。さらに、 bg-niku.log ファイルにエラーが表示されていないかどうかを確認してください。 blobcrack に関するエラーが表示されている場合は、ナレッジベースを参照してください。

 

実績値のスライスレコード

Select Slice, slice_date, r.full_name, t.prname Task_name, p.name project from prj_blb_slices s, prassignment a, prtask t, srm_resources r, srm_projects p where s.prj_object_id = a.prid and a.prtaskid = t.prid and t.prprojectid = p.id and a.prresourceid = r.id and p.unique_name like 'PROJECT UNIQUE NAME HERE' and r.unique_name like 'RESOURCE UNIQUE NAME' and slice_request_id = 2

 

見積りのスライスレコード

Select Slice, slice_date, r.full_name, t.prname Task_name, p.name project from prj_blb_slices s, prassignment a, prtask t, srm_resources r, srm_projects p where s.prj_object_id = a.prid and a.prtaskid = t.prid and t.prprojectid = p.id and a.prresourceid = r.id and p.unique_name like 'PROJECT UNIQUE NAME HERE' and r.unique_name like 'RESOURCE UNIQUE NAME' and slice_request_id = 3

 

割り当てクエリ

Select r.full_name, t.prname Task_name, p.name project, a.* from prassignment a, prtask t, srm_resources r, srm_projects p where a.prtaskid = t.prid and t.prprojectid = p.id and a.prresourceid = r.id and p.unique_name like 'PROJECT UNIQUE NAME HERE' and r.unique_name like 'RESOURCE UNIQUE NAME'

タイムスライスの配置データを確認したい場合には、以下のクエリを実行すれば、プロジェクトとリソースの組み合わせ 1 つに対応する日次レコードを抽出できます。このデータを、Workbench または MSP 内の特定のプロジェクトに対応するリソースの利用可能時間と比較します。

 

配置のスライスレコード

Select Slice, slice_date, r.full_name, p.name project from prj_blb_slices s, prteam t, srm_resources r, srm_projects p where s.prj_object_id = t.prid and t.prprojectid = p.id and t.prresourceid = r.id and p.unique_name like 'PROJECT UNIQUE NAME HERE' and r.unique_name like 'RESOURCE UNIQUE NAME' and slice_request_id = 10

多くのレポートのデータソースは、データマートです。以下のクエリを実行すると、データマートテーブルからコアデータが抽出されるので、データマートとタイムスライスでデータが一致しているかどうかを確認できます。このクエリでも、リソースの一意名およびプロジェクトの一意名を入力する必要があります。以下のクエリの出力を、タイムスライスクエリの出力と比較します。タイムスライスとデータマートは実際はスケジュール済みジョブであるため、ジョブが再実行されるまでデータは同期されない点に注意してください。

 

実績値、 ETC 、および配置のデータマートレコード

Select ACTUAL_QTY, ETC_QTY, ALLOCATED_QTY, fact_date, r.full_name, t.prname Task_name, p.name project from NBI_PRT_FACTS DM, srm_resources r, srm_projects p, prtask t where dm.project_id = p.id and dm.resource_id = r.id and dm.task_id = t.prid and p.unique_name like 'PROJECT UNIQUE NAME HERE' and r.unique_name like 'RESOURCE UNIQUE NAME'

CA サポートに分析用の情報を送信する場合は、 $CLARITY_HOME/logs ディレクトリにある bg-niku.log のコピーも送信してください。

 


このドキュメントは米国サポートサイトに掲載されているナレッジベース: TEC435571 を翻訳し、加筆したものです。

TITLE : How do I track down data discrepancies in Actuals, Estimates or Allocation in Clarity?

Attachments

    Outcomes