複数NIC環境におけるエージェントテクノロジサービスの設定について

Document created by shunsuke_katakura Employee on Jul 10, 2015
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文書番号:            JTEC001891

製品名:                NSM

バージョン:           -

OS:                     -

 

Question

複数NIC環境に導入したエージェントテクノロジサービスが正しく動作しません。対処方法を教えてください。


Answer

この文章は、弊社サポートサイト(http://supportconnect.ca.com)の英語技術文書TEC264715の翻訳をベースに、特に陥りやすいポイントを記載しています。

 

複数NICマシンでエージェントテクノロジ(以下AT)サービスを実行する場合の注意事項

複数NIC環境では、ATサービスを特定のNICの上で実行させる必要があります。初期設定では、ATサービスはシステムのプライマリNICを 使用します。プライマリNICから管理マネージャ(DSM)へ通信できなければ、トラップが送信されないなど、サービスが正常に動作しません。プライマリ 以外のNICを使用する場合、ATサービスをバインドするための追加設定が必要です。

まず、製品のメンテナンスレベルについて、常に最新修正パッチが適用されている状況を維持してください。

(注意)
本文書は、エージェント(監視される)側マシンを想定しています。管理マネージャ側は、手順が異なりますので別途お問い合わせ下さい。

(手順)
パフォーマンスエージェント(以下HPAエージェント)を導入している場合、CAMに関する設定が必要になりますので、下記の全ての手順を実施して下さい。HPAエージェントを導入していない場合、ステップ2から実施して下さい。
ファイルの変更を伴う作業では、事前に必ずオリジナルファイルのバックアップをお取り下さい。

(注意1)
  HPAエージェントが正しく動作するためには、エージェント側ならびに管理マネージャの両方において、HPAエージェントの使用するIPアドレス及びその IPアドレスから解決されるシステム名に一貫性が必要です。両者の間で、DNSやhosts等の名前解決において、使用するIPアドレスとそのIPアドレ スから変換されるシステム名に関して矛盾がない状態であることをご確認ください。

(注意2)
複数NIC環境においてHPAエージェントを導入すると、インストール処理の中で、システムのプライマリIPアドレスを取得して、\agents\config\hpa\hpaagent.cfgが作成されます。
この時点で、プライマリIPにて解決されたシステム名がパフォーマンス管理マネージャへ送信されます。このとき、管理マネージャは、エージェントから送信された情報を登録するため、最初の登録情報は、必ずプライマリIPアドレスとなります。
この状態から、セカンダリNICを使用させるにあたり、この手順の中でも記載がありますが、管理マネージャ側に登録された情報を一度削除する必要があることに注意して下さい。

 

[削除方法]

管理マネージャにて
\>cd <NSM>\config\pmdmnsrvr
\>cfgutil -l -v

実行結果を確認し、「address」がプライマリIPアドレスで登録されているデータのstaticNameをメモします。

\>cfgutil -D <staticName> を実行すると、HPA管理サーバの登録情報が削除されます。

\>cfgutil -l -v を実行し、削除されたことを確認します。


ステップ1
以下のコマンドを実行します。
\>camsave config

コマンドにより、環境変数%CAI_MSQ%ディレクトリ配下に、save.cfgと呼ばれるファイルが生成されます。このファイルをcam.cfgにリネームします。
(*) UNIXの場合は、/etc/catngcampathファイル記載されているディレクトリ名が%CAI_MSG%に相当するディレクトリです。 

次に、cam.cfgファイルの*routingセクションに以下の内容を追加します。

*routing
forward 127.0.0.1=<使用するIPアドレス>

(*) HPAエージェントは、CAMと呼ばれる通信サービスに依存しており、CAMの設定ファイルであるcam.cfgを正しく設定する必要があることに注意してください。


ステップ2
%AGENTWORKS_DIR%\services\config\aws_orb\quick.cfgファイルを編集します。このファイルは、通信サービスであるORBの設定ファイルです。
最初のPLUGIN awm_qikpipe aws_orb22行をコメントアウトし、以下のような内容に編集します。

# PLUGIN awm_qikpipe aws_orb22
PLUGIN awm_qiksoc7774@<使用するIPアドレス>


ステップ3
%AGENTWORKS_DIR\services\config\aws_sadmin\aws_sadmin.cfgファイルを編集します。このファイルは、共通サービスであるSNMPアドミニストレータの設定ファイルです。以下のような内容に編集します。

TRAP_OVERRIDE_ADDR <使用するIPアドレス>


ステップ4
%AGENTWORKS_DIR\services\config\aws_snmp\aws_snmp.cfgファイルを編集します。このファイルは、共通サービスであるSNMPゲートウェイの設定ファイルです。以下のような内容に編集します。

IP TO_BIND <使用するIPアドレス>


ステップ5
最後に、NSMサービス及びCAMサービス(CAMサービスはHPAエージェントを導入している場合のみ存在します)を再起動して下さい。

\>awservices stop

\>delete <NSM>\agents\config\hpa\hpaagent.cfg
(HPAエージェントを導入している場合は必ず既存のhpaagent.cfgを削除して下さい。HPAエージェントを導入していない場合、本手順は無視して下さい。)

\>camclose
(HPAエージェントを導入している場合は必ず行って下さい。HPAエージェントを導入していない場合、本手順は無視して下さい。)

\>cam start
(HPAエージェントを導入していない場合、本手順は無視して下さい。)

\>awservices start

(*) hpaagent.cfgファイルが存在しない状態で、HPAエージェントが再起動すると、hpaagent.cfgファイルを再作成します。このとき、 cam.cfgで指定したIPアドレスとそのシステム名がCAMサービス及びHPAエージェントで認識され、管理マネージャで再登録されるので、正しい状 態となります。

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