エージェントテクノロジのデバッグログ取得方法について

Document created by shunsuke_katakura Employee on Jul 10, 2015
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文書番号:            JTEC001892

製品名:                NSM

バージョン:           -

OS:                     -

 

Question

エージェントテクノロジのデバッグログ取得方法について教えて下さい。


Answer

エージェントテクノロジ(以下ATと略) のデバッグログ取得方法について説明します。
デバッグログを取得するには、サービスをデバッグモードで再起動します。
デバッグの対象により、使用するオプションおよび注意事項が異なりますのでご注意下さい。


各サービスの役割と簡単な説明

分散サービスバス(aws_orb)
各サービス間の通信用サービスです。


オブジェクトストア(aws_store)
管理対象オブジェクトの情報を、オブジェクトストアデータベースで管理します。


分散ステートマシン(aws_dsm)
ディスカバリした管理対象オブジェクト情報とそのステータスをオブジェクトストア上で管理します。管理対象のエージェントに対してポーリングを行い、エージェントからのトラップを受信してオブジェクトストア上のステータスを更新します。


ワールドビューゲートウェイ(aws_wvgate)
ワールドビューAPI経由でTNGDB(リポジトリ)上の管理対象オブジェクトのステータスを更新します。


SNMPアドミニストレータ(aws_sadmin)
エージェントの設定情報を、Sアドミンストア(sadmin store)データベースで管理します。エージェントからのトラップを管理マネージャへ送信したり、管理マネージャからのポーリングをエージェントへ転送します。


SNMPゲートウェイ(aws_snmp) AT共通サービス
SNMPエージェント及びICMPエージェントとの通信を管理します。


Windows2000システムエージェント(caiW2kOs)
Windows2000のシステムリソースを監視します。


UNIX システムエージェント(caiUxOs)
UNIXのシステムリソースを監視します。


UNIX プロセスエージェント(proAgent)
UNIXのプロセスを監視します。旧バージョンとの互換性のために残されていますが、UNIX システムエージェントに同等のプロセス監視機能がありますので通常は使用しません。


ログエージェント(caiLogA2)
テキストファイル中のメッセージを監視します。


履歴パフォーマンスエージェント(hpaAgent)
作成されたプロファイルに沿ってパフォーマンスデータを取得し、キューブファイルと呼ばれる履歴データを作成し、CAM/CAFTサービスを使用して管理マネージャに転送します。


リアルタイムパフォーマンスエージェント(prfAgent)
管理マネージャ上のパフォーマンススコープからの要求に応答しデータを返します。 

デバッグログの管理について

ログの循環利用
デバッグモードで起動するとログが非常に大きくなるため、ディスクスペースを圧迫しないよう、以下の設定を行うことで、ログの世代管理を行い不必要なスペースを使用しないようにします。

環境変数 AW_MAX_LOGSIZE_K
ログファイルの最大サイズをKB単位で指定します。MAXを指定した場合は、無制限に増えます。
環境変数 AW_LOG_NUM
指定した数の世代を管理します。
Windowsの場合はシステム環境変数として設定して下さい。UNIXの場合は、環境変数としてexportして下さい。

(*) 環境変数AW_LOG_NUMは、NSM 3.1から有効です。NSM 2.4.2の場合は、環境変数CAI_AT_LOGWRAP=YESを設定することにより、6世代まで循環されます。

[ログに必要なディスクサイズの算出例]

例)
AW_MAX_LOGSIZE_K=64(64キロバイト)
AW_LOG_NUM=6

64(キロバイト) * 7(現行ログ+6世代) * n(対象サービス数)というサイズが必要になります。

例えば、システムエージェント/ログエージェントの両方をデバッグする場合、2つのサービスのデバッグとなりますので、64 * 7 * 2となります。

エージェントをデバッグモードにする

エージェントをデバッグモードにするには、 ‘-l 4’ オプションを使用して再起動します。
エージェントは、他のエージェントとの依存関係はないため、デバッグモードにするときは単体で再起動できます。

<エージェント名> stop
<エージェント名> start -l 4

例)caiW2kOs stop
caiW2kOs start -l 4

各エージェントのログファイルは下記のディレクトリに作成されます。
%AGENTWORKS_DIR%\agents\log\<エージェント名>.log

エージェント以外のサービスをデバッグモードにする

エージェント以外のサービスをデバッグモードにするには、’-d 4’ オプションを使用して再起動します。
エージェントと違い、各サービス間に依存関係があるため、順序を考慮して各サービスを再起動する必要があります。
 

管理マネージャでのデバッグモード起動手順
1. awservices stop
2. awservices start -m -d 4 (*) awservices start -mで、awservices単体を起動します。
3. aws_orb start -d 4
4. aws_sadmin start -d 4
5. aws_store start -d 4
6. aws_snmp start -d 4
7. aws_dsm start -d 4
8. aws_wvgate start -d 4
9. 各エージェントの起動


エージェント機でのデバッグモード起動手順
1. awservices stop
2. awservices start -m -d 4 (*)awservices start -mで、awservices単体を起動します。
3. aws_orb start -d 4
4. aws_sadmin start -d 4
5. aws_snmp start -d 4
(*) パフォーマンスエージェントが導入されている場合のみ、aws_snmpが存在します
6. 各エージェントの起動

各AT共通サービスのログファイルは、下記のディレクトリに作成されます。
%AGENTWORKS_DIR%\services\var\log\<サービス名>.log

デバッグモードを元に戻す方法

各サービス、エージェント共に、再起動すればデバッグモードが解除されます。

補足) awservices.cfgファイルを編集する方法

awservices startコマンドは、%AGENTWORKS_DIR%¥services¥config¥awservices¥awservices.cfg の設定を読み込んで各サービスやエージェントを起動しています。このファイルを使って、必ずデバッグモードで実行されるように設定が可能です。

 

-設定方法-

起動プロセス名が指定されている箇所の右の設定箇所で、以下のような設定を追加します。
“aws”で始まるプロセスは “-d -4” を、エージェントプログラムには “-l -4” を付与して下さい。

 

変更箇所
`C:\NSM\***.exe`,`<ここに起動時のオプションを指定します。>`,`NULL~`,(),T,()} ,

(*) awservices.cfgを修正する場合は、必ずawservices stopコマンドにてサービスを停止した状態で編集を行ってください。

`3.0`,1,`C:\NSM\services\bin\aws_orb.exe`,`-d 4`,`NULL~`,(),T,()} ,
`3.0.1`,1,`C:\NSM\services\bin\aws_sadmin.exe`,`-d 4`,`NULL~`,({`aws_orb`,`aws_orb`}),T,()}
`v3.0.6.2`,1,`C:\NSM\agents\bin\caiW2kOs.exe`,`-l 4`,`NULL~`,({`aws_sadmin`,`aws_sadmin`}),T,()}
`v3.0.7`,1,`C:\NSM\agents\bin\caiLogA2.exe`,`-l 4`,`NULL~`,({`aws_sadmin`,`aws_sadmin`}),T,()}

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